
ポカラの風景(Kantipur Publications 提供)
|
|
|
ニューズ・ライン(7月13日〜7月25日)
2010年7月26日
■ 首相選出は8月2日?
制憲議会での首相選挙はコングレス副委員長のパウデル氏とマオイスト派議長のいずれも過半数を獲得する事ができず8月2日まで持ち越されることになった。
■ ゴルカ兵にエリザベス勲章
イギリス政府は1949年から1982年イギリス軍に属しした6名のゴルカ兵(ネパール人)にエリザベス勲章を授与することになった。
■ 地球温暖化防止国際会議
地球温暖化防止に向けて世界の世論が高まる中ネパール政府環境省は先進国、國際機関等ののサポートで本年10月4日、5日の二日間にわたり温暖化防止に関する国際会議を主催する事になった。
この会議は先に行われたコペンハーゲン会議の際マダブ・クマール・ネパール前首相が提案した事が実現することになったものである。詳細は未定であるが30の開発途上国、10の先進国、11の最も開発の遅れている国(特に非産油開発途上国)が招待され技術的にはカトマンズで活動しているICIMOD(International
Center for Integrated Mountain Development)が協力することになっている。
デンマークをはじめとするヨーロッパ諸国及びUNDP(国連開発計画)、世界銀行、アジア開発銀行の国際機関、金融機関がサポートする。
■ モンスーン始まる
既に6月18日にネパールはモンスーン入りを発表したが、それ以後一向に雨が降らず7月になってもこの10日間ほどで55mmしか降っていない。測候所によれば通常カトマンズ盆地は7月には360mm程度の雨量が記録されている。
■ 飲料水による病気
厚生省EDCD(Epidemiology and Disease Control Division伝染病等コントーロル・センター)によれば水質の悪さからとくにモンスーン中には強度の下痢、赤痢、腸チフス等に気をつけるよう発表した。統計によれば2009年の5月から10月に間に水質によるものと思われる死亡者は394名を数えている。
■ 燃料などの新価格
NOC(Nepal Oil Corporation 石油公社)は燃料の価格を改定した。
|
ガソリン |
85 |
ルピー/リッター |
|
デ−ゼル |
65.50 |
ルピー/リッター |
|
ケロシン |
65.50 |
ルピー/リッター |
|
|
ニューズ・ヘッドライン(7月3日〜7月11日)
2010年7月12日
■ ギャネンドラ前国王の誕生日
7月6日ギャネンドラ元国王の64歳の誕生日が盛大に祝われ多くの支持者が市内を行進した。
■ ダライ・ラマ誕生日
ネパールには多くのチベット人避難民が居り政府が長年にわたって保護してきているが、台湾政権を認めないネパールは、中国政府からの強い要請もありダライ・ラマの75歳の誕生を祝う集会、行事に政府役人が参加しないよう指示した。
■ 儲かる商売がある!!!
バタ屋(くず拾屋)は儲かる商売らしい。政府機関の発表によればカトマンズ盆地内でクズ拾を商売にする人は多いが、その平均収入は月間21000ルピー以上で、この金額は国家公務員課長クラスの収入を超えている。彼らは一日平均約100kgを集め、キロ7ルピー程度で業者に売りさばいているようだ。
■ マオイスト派の当面のスケジュール
|
郡、県レベル委員会会議 |
8月中旬 |
|
国レベル委員会 |
9月中旬 |
|
党中央委員会大会 |
11月第1週 |
|
|
ニューズ・ヘッドライン(6月13日〜7月2日)
2010年7月3日
■ マダブ・クマール・ネパール首相辞任
5月初旬に続いたマオイスト派による無期限スロライキの収拾策として挙げられていたネパール首相の辞任が突然6月30日発表された。また、ヤダブ大統領は全政党合意による新内閣の発足に1週間の期限を設けたが、これが実施されない場合には単純過半数による議会での採決を要請する事になった。これを受けて主要3党は首相候補をそれぞれ党内で選定した。
|
コングレス党 |
ラム・チャンドラ・パウデル(党国会議員団長) |
|
|
シェル・バハドール・デウバ(元首相) |
|
共産党統一派 |
ジャラ・ナス・カナール(委員長) |
|
マオイスト派 |
プスパ・カマル・ダハール(元首相) |
|
|
バブラム・バッタライ (党副議長) |
|
|
 |
 |
ネパールの建築現場
|
|
|
|
ニューズ・ヘッドライン(6月1日〜6月12日) 2010年6月12日
■ ネパールは82番目に安全な国、日本は3番目
イギリスのEIU(Economist Intelligence Unit),,オーストラリアのIEP(Institute for Economics & Peace)によれば昨年度のGPI(Global Peace Index 国家の安全度等)でネパールは調査対象の149カ国のうち82番目とのことである。この調査は犯罪率、政治的安定度、軍事費、等23項目を数字で表したもので、ちなみに安全,住みやすさ順位は
| 1. |
ニュージーランド |
| 2. |
アイスランド |
| 3. |
日本 |
| 4. |
オーストラリア |
| 5. |
ノールウェー |
| 80. |
中国 |
| 82. |
ネパール |
| 85. |
アメリカ |
等となっているが安全で無く、住みにくい国ではイラク、ソマリア、アフガニスタン、スーダン、パキスタン、イスラエル、ロシアなどが挙げられている。
■ 進まない国際研修協力事業
JITCO(Japan International Trainning Cooperation Organizatio 国際研修協力機構)とMOLTM(Ministry of Labor,Transport & Management 労働、運輸管理省)は2003年12月3日にR/D(Record of Discussions 討議議事録)を締結し、ネパール国からの技能研修生の派遣を期待したが、その後送り出し国であるネパール側のマネージメントがおもわしくなく昨年ようやく16人を派遣したに留まっている。
担当する労働省によれば送り出しをする派遣会社として172社を認定したが、日本に馴染みのない会社が多く難しい問題が多いようである。JITCO側は2010年度には20000人を期待しているが、この機会を満たす事が難しそうだ。ちなみに総枠6万人のうち中国が最も熱心で80%の約5万人を占めている。
JITCOの技能研修制度は語学の研修期間と合わせて最長3年間の間受け入れ企業で技術、技能などの実地研修を行う制度であり、その処遇の主な点は
| 1. |
労働時間 |
|
1日40時間、週40時間に定められこれを超える場合には手続きが必要である。 |
| 2. |
賃金 |
|
実習生の賃金は労働基準法によって定められる。また税金、社会保険等を除く控除である住宅費、食費等については別途労働協定が必要である。 |
| 3. |
その他 |
|
実習生は労働者である為業務上の事故や病気などについて国の労災補償が受けられる。また健康保険が適用される。 |
などとなっている。人材派遣会社などによる国外への労働者派遣で問題を多く抱えているネパールであるが、日本政府のこうした制度を活用する道をネパール側が官民一体となって取り組むべきである。
■ ネパールの政治その後−2
政府与党とマオイスト派の3点に渡る合意によりストライキ等は無くなったが、これまた結局”ウヤムヤ”のうちに政局は7月16日から始まる新会計年度に向けて新しい国家予算を審議についての論議になっている。議会は6月8日から夏期ステージにはいり政府は早速予算審議を求めているがマオイスト派のボイコットにより頓挫しており見通しは立っていない。ネパールの国会は首相が議長の同意を得て大統領が招集することになっているが最大野党の抵抗にあって開催が連日延期されている。
■ ネパール労働者がたらい回しされる
クウエートはネパール人労働者が多く働いているが、近年この国に働きにきた労働者がサウジアラビアと組んだ人材派遣会社により、サウジアラビアに送られ賃金の未払いや長時間労働などでトラブルが多く発生している。アメリカの Human Rights Watchによれば労働者は”as if I am not human"のごとき状態のようである。事態を重く見たネパール政府は早急に外交ルートをとおして解決したいとしている。サウジアラビアやクウェートには200万人を超える外国人労働者が働いているそうであるが、ネパール人も約5万人いるそうである。
|
|
モンベル・カトマンズ店オープン!
コスモ・トレックKKは株式会社 モンベルと提携しモンベル・カトマンズ店を2009年10月1日オープンした。
従来からカトマンズにはトレッキング、登山用品等の小売店はいくつかあったが純正品は少なく8割以上のアウト・ドアー用品は所謂ニセモノと言われていた。しかしながら、欧米からのトレッキング、登山客のみならず近年はアジア諸国からのビジターも多く、ブランドとしての”モンベル”への評価が高いことから開店となった。2007年10月辰野会長がネパール政府観光大臣の招待でネパールを訪問された際に決定したものである。
場所はコスモ・トレックの会社内に併設されており、282品目2500点の商品が展示されている。
営業時間: 午前9時30分より午後7時頃まで。
詳しくはコスモ・トレックまでお問い合わせください。
|
|

ポカラから眺めるアンナプルナ連峰。手前はペワタール湖。 (写真をクリックすると拡大します)
|
|
| ■ これまでの主なニュース |
|
|
| ■ 編集室から |
|
平和が続きますように!
最近縁あって前国王の最側近と言われる人物と2、3度食事をする機会があった。今でも側近を続けているようで昨秋のテハール祭後にはその前国王のお使いでヨーロッパに3週間も出かけていたとの事。
何の用事か見当はつくがあえて聞くことはしなかったが前国王もなかなか商売上手ではあったが、昨年後半からの金融危機では相当のダメージがあったと推測できる。海外にかなりの資産があるとは貧乏人のあて推量にしかすぎないがスコットランドにお城を所有しているというのは本当のようである。
数年前まではマオイストと呼ばれる人々はジャングルや山のなかで暮らしていたが、今は国王がジャングルの中で暮らしているのが不思議な気がする。カトマンズ等の都会も空気は汚いし、電気や飲料水もままならない状況では山の中の暮らしの方が結構快適なのかもしれない。
その側近によれば非常に元気でシンガポールにいるパラス前皇太子の子供達(お孫さん)とのメールのやりとりが楽しみとのことであり、お元気だそうである。!
|
|
|
| Copyright (C) 2010 Cosmos International All Rights Reserved |